「世界で最も住みやすい街」に5年以上連続で選ばれているバンクーバー。海・山・自然・資源すべてに恵まれた豊かな住環境と、他民族が融合したマルチカルチャーは、世界中の人々を魅了し続けています。カナダでもっとも不動産が高く、もっとも投資価値の高い街として評価されているバンクーバー。ここでは、バンクーバーで不動産投資をする際に知っておくべき基礎知識をQ&A形式で分かりやすくご説明します。
Q. バンクーバーの不動産購入には、どれだけ費用がかかるの?
- Property Transfer Tax(不動産取得税)(@1%×$200,000)+(@2%×残額)
例:$800,000の物件の場合
(@1%×$200,000)+(@2%×$600,000)=$14,000
※カナダ国籍・永住権を持たない外国人の場合は、物件価格の@15%
- GST(消費税) 物件価格の@5% ※新築の場合のみ
- 法的手続き料 $600-$1200産税調整分の払い戻しを受ける)
- 住宅検査料(Inspection Fee) $400-600
物件の築年数・広さ・状態などによって検査料は異なる
Q. バンクーバーではどんな物件維持費用がかかるの?
- Property Tax (固定資産税)
毎年7月に、管轄の行政市の公示価格によって算出されたProperty Taxを支払う
- 住宅保険料 $300-1000
物件の築年数・広さ・状態などによって保険料は異なる
- Strata Management Fee(管理費+修繕積立費)
コンドミニアム・タウンハウス・アパートメントの場合、毎月建物や共用施設の管理費を支払う
- Property Management Fee (物件管理費)
物件の管理を不動産管理会社に依頼する場合は、別途管理費が発生する
- Speculation and Vacancy Tax
カナダ非居住者の物件所有者に対して、物件の市場価格に対して2%の税金がかかる
※詳細は個別にお問合せください。
Q. 日本に住んでいても住宅ローンを組むことができる?
日本居住者でも、住宅ローンを組むことはできます。ただしローン支払いは、ローカル(バンクーバーの)銀行口座から支払わなければいけないため、まずはバンクーバーの銀行で口座を開設する必要があります。(パスポート・クレジットカードなどの2種類の本人確認証が必要) また、別荘(セカンドホーム)として購入する場合と、完全な投資目的で購入する場合では、必要とされる頭金のパーセンテージ(%)が違ってきます。融資を受ける各金融機関によって異なりますが、一般的に投資目的の場合、最低35%の頭金が必要になります。
Q. 日本居住者が住宅ローンを組む場合に必要になる書類は?
- 源泉徴収表などの収入を証明できるもの
(自営業の場合は、ホームページなどご自分で事業をされていることが証明できるものも必要)
- 口座残高証明
- 銀行からのリファレンスレター
Q. 住宅ローンの事前審査の方法は?
以下の質問のご回答を送って頂ければ、こちらの住宅ローン担当者が大まかな融資可能額を試算させていただきます。
- ご職業 (自営業か雇用か)
- ご勤続年数
- 年収(税引き前)
- その他の収入があるか (ある場合その金額)
- 持家の場合、現マーケットにおける資産価値
- 預貯金、株などの流動資産があるか(ある場合その金額)
- 住宅ローン、車のローンなど負債があるか(ある場合は負債金額と毎月の返済額)
- 住宅ローンを組まれている場合、負債金額がどのくらい残っているか
- 固定資産税の支払い額